『ゆとりの平成』
<p>今週のお題「平成を振り返る」</p>
私なんかは、
平成しか生きたことないし、
歴史に興味がないから
平成がどうこう、って言えない。
でもね、逆に言えば、
私世代は『生きる平成』とも言える。
だって、1番影響を受ける幼少期から10代まで
ずっと平成と共にあったし。
そこで思い出すのは
やはり、
私はゆとり教育以外を知らない唯一の学年だ。
土曜の学校なんて知らないし、
宿題も
めちゃくちゃ簡単だったし、少なかった。
沢山遊んだ。
と思っていた。
実際、両親の話を聴くと
そうでもないかなと思うときもある。
小さいころ、
従兄弟と一緒に
セミを目一杯捕まえて
部屋に放したとか、
川で泳いで遊んだとか、
ガキ大将同士の戦いとか、
なんだか私の幼少期よりも
やんちゃで愉快で
楽しそうな気がする。
なんだろう。
ゆとりだから遊んでばっかで甘えてるとか
って言われるけど、
自由な時間を
濃密に過ごせなかった私は
ゆとりを上手く使えていない。
なんだろう。
当たり前に損をしている。
むしろ、忙しい中で
どれだけ遊ぶか
っていう
反骨心の中にいた方が
結果として
遊べたのかもしれない。
そうやって、
言い訳をするとこれまた
ゆとりだからとか
言われてしまうね。
きっとこれは
教育方針とかでなく
個人の問題で
私は上手くユトレナカッタんだ。
せっかくなら
もっとユトって、最高にfunkyな思い出を
作りたかったわ。
皆さんには知ってほしい
ゆとり世代にも、不器用で、ユトれてないヤツがいます。
そういった上手くユトレナカッタ人間こそが、
むしろゆとり世代と言われる特性を持ってて
ゆとり教育が悪かったわけではない
ってことを
